大類という地名は、全国に三か所ある
上野国群馬郡大類邑(ぐんまぐん おおるいむら)
現:群馬県高崎市上大類町、中大類町、下大類町、宿大類町、南大類町
上野国甘楽郡白倉村字大類(かんらぐん しらくらむら あざおおるい)
現:群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉字大類
武蔵国入間郡大類村(いるまぐん おおるいむら)
現:埼玉県入間郡毛呂山町大字大類
- 大類氏はこの地名を負って出自したものであり、いずれの地も中世、児玉党の一族である大類氏の拠ったところであるが、地名・名字のいずれが先行するかは未詳である。
- 筆者は、後二者については名字が先行しているものと考えている。